弊社は皆様のご支援をもちましておかげさまで創業45年、開業をお手伝いした店舗様は1,200店舗を超えました。そして2016年、ダイユー創業者星野良信より星野理絵が親子での事業承継を致しました。これもひとえにお客様や関連業者様、皆々様のご指導とご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
これを機に、これまでの開業サービスに加え、ベーカリー総合サービスへと昇華させるべく「NexStars(ネクスターズ)」というブランドを作りました。
「NexStars(ネクスターズ)」はダイユーが主催する交流会の名称です。ダイユーが開業支援させていただいたお客様の会員組織として運営します。
講師:株式会社URVプランニングサポーターズ
シニアコンサルタント 藤田洋明 氏
「勝ち組戦略の伝授」
事業の勝ち組の条件には攻めと守りの面がある。守りの面では商圏内での絶対的ブランドの確立が必須、これで他社の侵入をブロックできる。
攻めの面では質を落とさないブランドの拡充が必要で、これにより他店舗展開し商圏が広げられる。これを行うにはFCチェーン化が一番。FCはここ30年間着実に伸び、認知度も上がっている。法律的、財務的に独立した形でビジネスパートナーとして組むことが可能。フランチャイザーの本部の組織構築や、ジーの揉め事への対応を覚悟もしなければないし、FCの事業のやり方を知らないと失敗はするが、FCビジネスこそがベーカリー業界で経営的なビックチャンスと成り得よう。
株式会社ダイユー 代表取締役 星野理絵
リテイルベーカリーの直面する問題点を分析した上で、これまでの開業サービスに加え、①人材派遣事業、②事業承継の支援、③新業態のベーカリー事業、④FCビジネス支援事業、⑤海外進出の支援事業、⑥M&A仲介、以上6つの総合サービスを継続的に行う決意を表明致しました。ベーカリー業界の課題を解決すべく、今後も事業に邁進して参ります。
松井成和 氏(東京・トーホーベーカリー)
十三年前にダイユーに依頼して店舗改装。250%近く売り上げを伸ばす。毎月ミーティングを行い、前月の内容を反省、一人ひとりの意見を聞いて社員教育につなげている。
近年はインターネットを使った情報提供を心がけ、カレーパン博覧会の東日本揚げカレーパン部門で最高金賞に選ばれる。
大泉裕一 氏(東京・パン・パティ)
会社の基本理念は作ることにはまらず、売ることをないがしろにしないこと。2005年町田パンパティ1号店、2010年相模原にこむぎのおはなし、2015年に立川店を出店。スタッフ間のコミュニケーションを図り、店ごとの新製品開発に努め、同時に福利厚生の充実と賃金アップを目標とする。
陰山和麿 氏(山梨・モンマーロ)
14年前に星野会長からベーカリーの開業ノウハウの提供受けてケーキ職人からの転身。2014年に甲州市に移転リニューアル。地産地消の「山梨だからぶどうぱん」や「信玄ラスク」を開発。観光客の多い土、日曜の集客に結びつけた。「モンマーロがあって良かった」と思ってもらえるベーカリーを目指したい。
近森雄文 氏(高知・くまのPAN屋)
創業20年、3年前まで日商10万円のベーカリーが現在年商2億2,000万円まで成長。 色々な販促を考えてくれるスタッフの力により、年間に季節のフェアを4~5回、セールを2回を行っている。
牧田雄治 氏(東京・リヨン・セレブ)
元々スーパーを経営のためか、技術中心ではなく、販売に力をいれてきた。女性店長も5名と積極採用。回転を重視し、低価格のパンや目玉商品を作って数多く売り、鮮度を高め、ロス率を低くするよう心がけている。現在リヨングループは40数店。それぞれ独立して頑張っている。
市川成一 氏(埼玉・エミュウ)
移動販売からパン業界へ。2016年11月に西武所沢店に出店。2017年メロンパンとラスクの店を出店。近年の問題点は人材不足。会社の福利厚生への関心が高く、社会保険、確定拠出年金「401k」などを完備の重要性を痛感している。
橋爪信義 氏(千葉・クロワッサン)
1980年創業。3店舗目をダイユープロデュースの郊外型大型店でスペイン製石窯導入した1号店を開店。30年前から勉強会を通じて店舗見学、仲間との交流、そして星野会長とのベーカリーのあり方を語り合ったことが今につながっている。